2020年12月21日
葬儀に参列する際に悩むポイントの一つとなるのが香典であり、どの程度包むのか相場を知っておき判断することが大切になってきます。故人との関係性や社会的立場、年齢などにより金額には違いがあるので一概にいくらということはできません。
しかし一般的には個人との関係性が深いほど包む金額は大きくなり、社会的立場や年齢が上がるほど金額も大きくなります。経済的に余裕がないけれど少しでもと考えて少額を包んでしまうと、香典返しや飲食接待費でかえって遺族側の負担の方が大きくなってしまうので気を付けましょう。
良かれと考えて高額を包みすぎると、返しで悩ませてしまうことになり、関係性が悪くなってしまうこともあります。金額は大きくなればなるほど良いというばかりではなく、地域によるしきたりや親族間の決まりがあることもあるので事前に調べておくべきです。
香典返しは基本的に半額から三分の一になっていますが、受け取った金額が大きい場合にはそれ以下で気持ちとして返してもマナー違反にはなりません。新札を包むのはマナー違反とされていますが旧札でもあまり汚いお札も失礼であり、近年では新札の真ん中に折り目をつけて包むケースが増えています。