骨がきれいに残る点などで主流になっている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年07月09日

葬儀が終わると、遺体を火葬場に移動します。そして火葬が行われます。市区町村ごとに設置されることが多いですが、地域によってはその地区町村内に設置できない場合があります。近隣の市区町村で合同で運営する施設などを作ることもあります。

この設備によって火葬能力が変わるので、人口の多い地域などではどんな設備にするかが重要にになります。火葬をするには火葬をするための設備が必要で、それを火葬炉と呼びます。現在は2つのタイプが知られています。

全国的に多く採用されているのが台車式と呼ばれるタイプです。90パーセント以上がこの方式なので、通常はこのタイプの設備を見ることになるでしょう。台ごと焼く部分に入れることができ、焼却が終われば台ごと取り出すことができます。

この方法のいいところは、骨がきれいに残る点とされています。約温度としては千度ぐらいが良いとされています。あまり高すぎると、骨が残らなかったり、ダイオキシンが発生したりします。低いと、頭蓋骨などが崩れない場合があります。

頭蓋骨はその人の象徴のようなのできれいに残してほしいと感じるでしょう。でも、きれいに残りすぎると骨壺に入りきりません。適度に崩れるぐらいがちょうどよくなります。他の骨なども適度に残るため、この方法が良いとされています。他にある方法としてロストル式があります。短時間で焼くことができるメリットがあるものの、骨が崩れやすかったり、臭いが出やすいなどの問題があります。そのためにあまり採用されていません。

PAGETOP