2019年03月16日
施主と喪主は非常に似通ったポジションですが、狭い意味では異なります。その一方で、一個人で葬儀を実施するケースでは兼任して敢行することが多いことから、一緒にされている傾向が見られます。喪主につきましては代表して弔う役割を担い主として葬儀社との協議、参列者に対するあいさつ、出棺時のあいさつなど葬儀トータルの主体になるポジションにあります。
それに対し施主に関しては布施する主という意味合いで、主として費用を負担し、管理運営の代表のポジションとなります。両方とも絶対に特定の人が務めなければならないというようなルールはありません。また、供花を出すべきか思い悩むケースが多くあります。
エリアによって開きができますが、親族一同あるいは施主という立場で供花を出すことは問題ありません。決断できなかった場合は、担当している葬儀社に相談を持ち掛けてみましょう。その上、供花の順を決定することは施主にとって重要な仕事です。供花につきましては主として祭壇の両脇においてお供えすることになりますが、どういった順に配置するか迷う人も多いようです。多くの場合故人の血縁関係の非常に近い順に祭壇を挟み右から左へと並べます。