2019年12月30日
葬儀に参列する際、香典を持参するのが一般的です。ただ、香典と一言で言ってもお金を入れる袋の種類や表書きの書き方、金額など、迷ってしまうことがいろいろあります。そのため、社会人としていつ訃報が届いても慌てずに対応できるよう、事前に覚えておくことが大切になります。
たとえば、香典袋は、黒白の水引の不祝儀袋を用意するのが基本です。ただ宗教によって選ぶ袋の種類が異なるため、実際に参列する葬儀の宗派がわからない場合は、白無地の包みに黒白の水引を選ぶと安心です。そして、包む金額の相場も頭に入れておきましょう。
おじやおばといった親戚へ渡すときの相場は、10000円から30000円程です。また、その他の場合は、3000円から10000円というのが基本になっています。会社の同僚や仕事関係でお世話になった方はもちろんのこと、友人や知人など、故人との交流の深さによってその金額は変わるので、一緒に葬儀に参列する人たちと話し合って決めるのも良いでしょう。
袋の表書きに関しては、筆書きがマナーです。薄墨の筆文字で書くのが一般的ですが、急な葬儀の参列の場合は用意するのが難しい場合が多いので、黒の筆文字で書いても大丈夫です。ただ、自分の書く文字に自信がないという人は、予め印字されている袋を購入するのも良いでしょう。