2020年06月01日
香典は、いくら包むべきなのか、いつのタイミングで渡すのかなどは、初めてのお葬式にはよくある話しです。まずは、遺族であれば香典を包むことはしませんが、親戚であれば故人との関係の濃さによって金額があらかた決まっています。
しかし、気をつけるべきは、冠婚葬祭の中でも冠婚は数万円から身内ならば数十万円のご祝儀を包むことが知られていますが、お葬式では3万円から5万円というように少ない金額を包みます。会社の関係者であるなら、5千円程度でも十分ですが、死を連想される4や9などの数字、枚数を香典袋に包むのはマナー違反ですから気をつけましょう。
また、冠婚では新札を包みますが、葬儀においては古札を包むのもマナーです。また、宗教や地域によっても従来の内容から逸れることもありますから、そうしたことなどは地域の方々に事前に聞いておくのも一法です。社会人に限っては、同僚や後輩の連名で包むこともあるでしょう。
この場合、上司も葬儀に参列するならば、上司よりも少ない金額を包むことになります。連名は、内袋に住所と氏名を書き記すのですが、数名となれば書ききれないものですから、紙に年の功から順に金額も含めて書き記し、お札と一緒に包みましょう。
ご夫婦でならば、旦那さんの氏名のみでもマナー違反ではありませんが、隣に奥さんの名前を書き記しておきましょう。