2020年08月13日
葬儀に参列するときは、ふさわしい服装や身だしなみに関するマナーだけではなく、焼香のマナーなど、様々なことを頭に入れておく必要があります。香典に関することも頭に入れておきたい大切なマナーの一つなので、社会人になったら勉強しておくとよいでしょう。
まず、葬儀に参列するときに香典を持参するときは、相場を知っておくことが大切です。最初に、自分の年齢や故人との関係によってふさわしい金額が異なることを頭に入れておかなくてはいけません。故人が知人や会社の関係者の場合は、年齢に関わらず5千円から1万円が相場だと言われています。
また、故人との血縁が近くなれば、その分包む金額が高くなることも知っておきたいポイントの一つです。たとえば、故人が兄弟姉妹の場合は3万円から5万円が相場で、叔父や叔母の場合は1万円から3万円が一般的な相場だと言われています。
さらに、お金は新札ではなく、折れ目がついている旧札を包むのも大切なマナーの一つです。そして、袋には表書きと名前を薄墨を使って書くのが基本的なマナーです。薄墨の筆ペンはコンビニやスーパーでも手に入りますので、日ごろから常備しておけばいざというときに慌てずに済みます。遠方に住んでいるため葬儀に参列できないときは、香典袋を現金書留に入れて、お悔みの手紙を添えてから送るとよいでしょう。