2020年10月15日
一言で葬儀のマナーといっても、頭に入れておかなければいけないことはたくさんあります。葬儀にふさわしい服装や身だしなみだけではなく、焼香に関するマナーや香典に関するマナーも頭に入れておけば、いざというときに慌てずに準備ができます。
まず、包む金額は、故人や遺族との関係性や年齢、立場によって大きく異なります。さらに地域によっても異なりますので、事前にインターネットなどで相場を確認しておくと安心です。包む金額が多すぎると遺族を困らせてしまうこともありますので、相場を守った金額を包むようにしましょう。
包む金額が決まったら、次は不祝儀袋を選びます。不祝儀袋は、包む金額に合わせて選ぶのがマナーだと言われています。たとえば、包む金額が5千円以下の場合は、水引が印刷されたシンプルな不祝儀袋を選ぶのが基本です。
そして、金額を多く包むときは、豪華な不祝儀袋を選ぶとよいでしょう。表書きは楷書で書くのが一般的で、名前はフルネームで書きましょう。もしも何らかの事情でどうしても葬儀に参列できないなら、郵送で香典を送ることも可能です。その際は、現金を不祝儀袋に入れてから現金書留の封筒で送ります。香典を郵送する場合は、訃報を聞いたらできるだけ早く郵送すれば失礼にあたることがありません。